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はじめに

1 看護婦問題
 (1)患者の不安と不満
 (2)30年前の「ニッパチ」がまだ…
 (3)看護婦の在職死と国民の過労死

2 なぜ早口になるのか
 (1)企業社会と早口
 (2)老人患者は4ビート、看護婦は16ビート
 (3)「企業的時間」と「人間的時間」

3 「効率化」原理
 (1)「効率化」−産業現場から人間相手の仕事へ
 (2)効果判定のあいまいな医療
 (3)主権者が効果判定に参加しない「効率化」
 (4)公的責任からの脱走

4 後始末としての医療
 (1)人間的諸能力の「前倒し利用」
 (2)「健康の切り売り」と医療
 (3)医療の負荷

5 国民の痛み具合と医療費
 (1)国民医療費の意味
 (2)1年1サイクルと考えれば
 (3)痛めつけておいての医療費抑制策

6 世代的再生産と医療
 (1)それぞれの時代におけるサイクルのまわり方
 (2)適応能力を超える人づかい
 (3)棄民サイクル

7 利潤と税金の源泉
 (1)なんでもマーケット化
 (2)なにごとも代行
 (3)究極のフロー・臓器移植
 (4)政府・財界が嫌うのは「在庫」(商品)と「滞留」(人間)

8 医療をとおして見えるもの
 (1)不平等の拡大再生産
 (2)限定フレーム型の思考
 (3)医療の政治経済学へ
 (4)医療経済研究会

9 民主的規制への手がかり
 (1)医療問題のフロント
 (2)共同業務としての医療
 (3)「依存的人間」の克服
 (4)あるべき医療と国民生活の再生産についての提言

10 医療から世界が見えるか?
 (1)マクロな視点
 (2)平和と地味で落ち着いた生活

むすびにかえて 20世紀医療政策史