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はじめに

1章 がんと闘った盲目の少女――「かなのちゃん通信」から  

    「遊んでやってほしい子がいます」と主治医から
    1人の子どもに10人のボランティア
    いろんな人に出会えて大喜び
    医師がコーディネート
    音楽で厳しい検査に耐える
    かなのちゃんのおうちにも行きました
    骨髄移植の日にもボランティア
    「点滴を取って、取ってよ! 取れ!!」
    「ボランティアさん、毎日来て」
    パニックをおさめたボランティア
    壮絶な闘いのなかで
    苦痛にゆがんだ顔に、微笑み
    ボランティア、ICUに入る
    励ましの言葉が見つからなくてもそばにいる
    訪問最後の日
    天国のかなのちゃんへ

2章 遊びのボランティア誕生
     ゆっ君との出会い 
     訪問保育士として国立国際医療センターへ
     由記ちゃんの退院
     お母さんの願いに後押しされて
     ガラガラドンの誕生
     ガラガラドンの活動
     ボランティアも子どもも一緒に輝いて――日誌から
    
3章 広がる遊びのボランティア
     次々にひろがった活動
     遊んでくれる病院に転院したいしゅう君
     人工呼吸器をつけたまりなちゃん――4年3か月の訪問
     付き添えない親を助けて 
     待合室で待つきょうだいたち


4章 涙を抱いて――国立がんセンター夜の小児病棟
     泣く子を振り切って――非情な面会時間
     ボランティア面接までに3か月
     禁止条項がずらりの合意書
     隔離部屋で15分の遊び
     最後のとりでにすがる母子
     やんちゃ坊主の悲鳴
     おお! まりちゃんが歌ってる!
     ヘレンケラーのような子ども
     病気の子どもをこれ以上泣かせないで
     新病棟で
     離島からきたたくみ君
     そばにいることを許してくれたかず君
     クリスマスもお正月も病院で、まー君

5章 海外の病院に学ぶ
     アメリカの子ども病院を見たい
     初の全国集会――10周年記念フォーラム
     再び海外の子ども病院に
     市民と協働するトロント子ども病院
     ボランティア対応――日本との差
     ボランティアの貢献度を数字で公表
     ボランティアにもコストがかかる
     コーディネーターは心臓部
 
6章 NPOにかける夢
     15周年記念フォーラムの手ごたえ
     お医者さんの姿がない
     活動を広げるために
     課題背負って走り出す
     がけっぷちを支えた私の体験
     足長おばさんの出現
     人から人へ、輪がつながる

終章 グリーフケア――悲しみに寄り添って
     国立がんセンターの遺族を訪ねて――「ぎんざマンボウがゆく」
     かなのちゃんとのお別れ
     悲しみの底から引き上げてくれた

おわりに――伝える使命